本の紹介「ALSの夫からの贈りもの」

2018年03月08日

中村

中村です。こんにちは。
本格的な春はまだ先のようですね...。

今日は本の紹介をさせてください。
「ALSの夫からの贈りもの」小ノ澤貴美子(敬文舎)

著者の小ノ澤さんは、中村が8年ほど前からたまにお邪魔していた、神田神保町にあった「和亭なにわ」という小料理屋さんのおかみさんです(「和亭なにわ」公式サイトへジャンプ
去年の7月に惜しくも閉店してしまいましたが...。

そんなわけでいつも「お母さん」とか「ママ」と呼んでるので、名前で呼ぶのが気恥ずかしかったりします。

なにわさんは一風変わったお店で、店内にはグランドピアノがどーんと置いてありました。

娘さんの幸穂さん(の公式ブログへジャンプ)がピアニストをなさっていて、クラシックのミニコンサートや、落語会、歴史の勉強会、民族音楽や新内の会などが四季折々に開かれる、ある種の「文化サロン」のような場所でした。

お料理もとっても美味しかった!(いつも〆に食べていたすっぽん雑炊が恋しすぎて泣ける)

いつだかのes-teamMTGの冒頭で、中村が興奮気味に「さっき池袋駅のホームで大好きな噺家さんとバッタリ会ったんです!」と話した桂文治師匠も、なにわさんの落語会の常連でした。

...ここまで、他人が見た夢の話をえんえんと聞かされてるような気分にさせてるのではとちょっと怖くなってきたので本の話を。

著者の小ノ澤さんは、小さくて華奢で、いつもちょこまか動き回ってよく笑うのですが言いたいことはハッキリ過ぎるくらい言う、中村が胸を張って「素敵な方」と呼べる大好きな「東京のお母さん」です。

そんな彼女の芯の強さのルーツが知れる本でした。

うーん...わたくし「ネタバレ、ダメ、ゼッタイ原理主義者」なので(映画の予告編ですら細目で見るレベル)、お話できることが少ないのですが。

四章構成でして、

第一章:夫でありお店のマスターでもあった小野沢勇さんと家族の壮絶としか言いようがないALSの闘病記(泣きそうになるので電車の中では読めない)。

第二章:お店のお話。母娘の行動力がすごい。

第三章:貴美子さんの生い立ち(ここも電車の中で読むのを避けたい)。

第四章:純愛。

とこんな感じです。

読後感は涼やかなのですが第一章の悲惨さに驚き、思わず京大の山中教授の研究室に寄附(のページへジャンプ)してしまいました。

今回は何とも手前味噌チックな話になってしまいましたが、興味を持たれた方は、店舗ですと神保町の三省堂本店(のページへジャンプ)、通販サイトですとAmazon(のページへジャンプ)
等で購入が可能です。

そのほか、中村図書館が所蔵してますので(一冊ですが)ご希望の方には今度のes-teamMTGで貸し出します。

表紙のレイアウトから「ののの」と横読み?ができるので、身内で「ののの」と呼んでいます。
「『ののの』一冊よろしく」で通じます。笑

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