エス・チームは、在宅就労支援のパイオニア、(福)東京コロニーが運営する、働く障害者のチームです。
 
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国際福祉機器展 2014

2014年10月07日  中川 発

国際福祉機器展に行きました。
2,3年に一回くらいのペースで行っているのですが、今年は結構見応えがありました。
行くのに時間がかかるのと、とにかく会場が広いこと、最終日ということもありかなり盛況な中を、駆け抜けるようにあちこちをのぞきました。
その中からサラっとですが、今回のトピックをここでご紹介します。
行く前から話題になっていたJinrikiという『着脱式』車いすの緊急避難装置。
いろんなところで、話題になっていたように簡単に装着できて、実際に使いやすいなという印象でした。
若干前輪が上に上がるので、背もたれがない車いすだと座位保持がちょっと不安かもですが、後輪だけだと凹凸に引っかからないので動きがスムーズで、行動範囲はずいぶん広がりそうです。
介助者は、通常より視界が広がるので足元を気にしないでよくガンガン前に進めるとのことです。走り回る姿はまさに人力車。
取り付けて会場内をウロウロ(笑)の図
取り付けて会場内をウロウロ(笑)の図
その他、気になったのは、前回来た時よりも、介護ロボットや、介護用のロボットスーツのような商品を取り扱っているブースが増えていて、しかも、より現実的に使用可能なものの実演をしていることでした。
その中で HALというサイボーグ型ロボットは、リハビリ利用という点で、期待されていますが、例えば、筋ジストロフィーなど、筋力のリハビリが難しい場合のトレーニングを、過負荷をかけずに行うことができ、筋力の低下による進行を遅らせることができるなど新しい可能性があり、これからどう発達していくか楽しみです。
※追記
今回、話題のJINRIKIですが、葛飾福祉工場の防災用品として取り扱っております。
詳しくは、防災・避難用品カタログのP27を御覧ください!

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