エス・チームは、在宅就労支援のパイオニア、(福)東京コロニーが運営する、働く障害者のチームです。
 
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ストックパーツで・・・

2015年12月22日  田中 発

こんにちは、田中です。
今年もあとわずか、大掃除や年賀状作成などに忙しい日々が続きます。
長い間PCの自作をしていると、どうしても使わないパーツや古くなったパーツがたまってきます。
そして、ついには「ストックしてあるパーツだけで1台作れてしまう」という事態になることもあります。
今回はこの話をしたいと思います。
夏ごろ、私がメインマシンの更新を計画して、パーツの情報を集めていると、同じ通所施設に通うAさんが「最近PCの調子が悪くて・・・」と相談してきました。
Aさんに状況を聞くと、「7年前のメーカー製PCでOSがVista・・・」ということ、通常なら「お店で新しいPCを買ってください」というアドバイスをして一件落着というパターンでした。
ところが、そう簡単な話で終われない決定的な事情、Aさんが使っている入力補助ソフトは「Windows7までにしか対応していない」ということがありました。
現状では新品のメーカー製でWindows7のPCは入手不可だし、中古PCはどんな使われ方をして来たかわからないのでお薦めできないし・・・ということで、私が一肌脱ぐことにしました。
9月の大型連休、家族総動員での作業となりました。
作業手順はこのようにしました。
1 私のPCから旧パーツ(パーツ群A)を取り出して購入したパーツを組み込む。
2 父のPCから旧パーツ(パーツ群B)を取り出してパーツ群Aを組み込む。
3 Aさん用に購入したパーツとパーツ群Bとストックパーツで1台組み立てる。
Aさん用に購入したパーツはケース・OSなどのソフト類・物理的に動くパーツ(HDD、DVDドライブ)だけで、少額の出費で済みました。
ここで話は終わるはずでした。
ところが・・・AさんはOSやソフトのインストール方法もわからず、メールの設定や旧PCからのデータ移動の方法もわからないということで、結局私がAさんの旧PCを預かることになりました。
旧PCを見てみると、数百ギガバイトの音楽データや画像データが整理されずに闇鍋状態で詰め込まれていました。数百ギガバイトという容量は一般のUSBメモリーには収まらないので、LAN経由でのデータ移動となりました。
最大の難関はメール設定でした。通常、プロバイダからの資料があれば数分で終わる作業ですが、Aさんはプロバイダからの資料を紛失してしまい、パスワードも忘れたということで、「旧PCを解析してパスワードを取り出す」という科捜研みたいな荒業をすることになりました。
自分のPCなら何が起きても構わないのですが、他人のPCからパスワードを探し出すときの恐怖感は何とも書き表すことができないものです。
途中でAさんが入院してしまったため、私の部屋にPCが3台も並んで足の踏み場もないほどになったりしていましたが、購入したパーツ代(実費)と若干の手数料をいただき、2か月かかって無事Aさんに納品できました。
では皆様良いお年をお迎えください。

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